January 27, 2016

人工言語友の会『人工言語カタログ(仮)』

まず、人工言語友の会という会がある。

http://bgfree-conlang.blogspot.jp/

この会は、どうやら(たぶん)人工言語ロジバンのユーザーを中心としたグループ(?)が、人工言語に関する同人誌を作成頒布する目的で開かれたもののようだ。

ロジバンという人工言語にはかねてより関心があったが、最近ようやく待望の次のようなサイトも登場した。(まだ読んでないけど)

はじめてのロジバン

人工言語と人工言語作成者を束ねるような組織の計画はかの「新生人工言語論」以来たびたび話題になってきたが、「新生人工言語論」の母体と成る人工言語アルカ(とそれを取り巻く環境)の浮き沈みに左右されるところが大きかったし、まとまった動きと言うのはあまり期待できないように感じた。

旧来の分類で見れば(最近は「モユネ分類」なる新分類も提案されている→人工言語学wiki)、人工言語は芸術・工学・国際補助という具合に分けることができる。こうした目的の決定的な違いがあってそれらを総べる「人工言語」という括りで会を組織するのは全く困難なことに思える。

なお、ノシロは国際補助語志向の人工言語であるが、国際補助語志向の人工言語製作者が皆で仲良く集まるというのもちょっと奇異だ。国際補助語もその目指す範囲によるが、とりあえず世界共通語を目指すならばその中から誰か一人しかてっぺんに辿りつけないからだ。

…とまあ余談はさておき、この「人工言語友の会」が複数の人工言語を紹介する同人誌を作成するんだそうだ。人工言語に関する掲示板など最近だいぶ遠ざかっていたが、ツイッターやっていてよかった。そういう情報を得ることができた。ツイッターやってての印象として、人工言語製作者たちは最近集まりがよくて、そこへ行くとノシロだけ孤立しちゃっている感じがする。この紹介誌に、寄稿させてもらうことはできるだろうか?

テンプレートを見ると書ける内容はだいぶ自由。本格的に「書く」となったら、問い合わせてみたり考えたりしてみよう。


Posted by xangaaukeet at 00:54│Comments(0)